一般家庭用のペンダントライトなど照明器具の取り付け方法

当店で販売している天井用照明器具は、全て工事の必要がない家庭用です。
電化製品を電源コンセントに差し込むのと同じで、照明器具も差し込んで電気を得ますが、この照明用の電源コンセントを「引き掛けシーリング」と呼びます。
天井に以下のいずれかがついているか確認しましょう。

引き掛けシーリングの本体形状は数種類ありますが、差込み口は全て共通です。
日本国内の一般家庭で使用する照明器具で、この引き掛けシーリングで取り付けられない商品はありません。
万が一、差込形状が違う場合（海外向けの製品など）は使用できませんので注意して下さい。

次に照明器具のソケットを引き掛けシーリングへ取り付ける方法ですがこれは超カンタンです。

①照明器具のソケット（シーリング）部分を持ち、天井の器具に差し込みます。

②溝に沿ってソケット（シーリング）を回します。

③カチッと音がしてとまればＯＫ！　簡単でしょ？

取り付け自体は簡単ですが、天井への取り付けの為、脚立などにのぼっての作業となりますのでご注意下さい。
また、本体そのもの角度を回せる商品（参考：以下のような形状）や、シーリングライトなどはカバーの取付けが必要なものもあります。
器具本体の重量を支えながら高所で作業することになりますので、事前にしっかりと説明書の取り付け方法を確認して取付けを行ってください。

一般家庭での使用を目的として製造されているライト照明器具は一定の重量を超えない範囲で設計・製造されています。
かなり大きなシャンデリアやガラス素材など装飾を多く使用した器具などは工務店または電気工事業者による取り付け工事が必要となります。

ショップなどの業務用店舗でよく見かける「ライティングダクトレール」ですが、最近では一般の住宅にも設けられるようになってきました。
キッチンカウンターの上などに設置しておくととても便利ですネ！
「ダクトレール専用の照明だけでなく、引き掛けシーリングのライト照明を付けることはできるのでしょうか？」答えは”イエス”です。

ただし、ライティングダクトレール用の「シーリングボディ」と呼ばれる器具を使うことで可能になります。
大きい電気店やホームセンターなどで、高くても1000円前後迄で購入することができます。

 

このダクトレールへの取り付けを応用すれば、例えば小さめの1灯タイプのペンダントライトを3つ並べて、まるでお洒落なショップかのような演出をすることが可能になります。
但し、ダクトレール本体の耐荷重を必ず確認し、範囲内で取り付けるよう注意して下さい。

また、工務店などで天井に直接取り付け工事ををしたものと、電気店などで後付けで設置したものでは耐荷重が大きく異なりますので注意が必要です。